抜水摩耶「未確認」
2月 16th, 2014 | mayanukumizu
東京・神田のTETOKAにて、個展を開催させていただきます。
オープニングやクロージングではDJに、37A(PANTY)さん、Araki(CMG/TADZIO)さんを迎え
河村康輔さんとコラージュ&ドローイングのライブを予定しています。
また会期中に、おかしい屋監修のクッキーワークショップ開催予定。
楽しい企画盛り沢山ですので、ぜひお越しいただけると幸いです。
抜水摩耶「未確認」
TETOKAでは、2014年3月14日(金)から4月6日(日)の会期で、抜水摩耶の個展「未確認」
を開催いたします。
抜水摩耶は1982年、京都生まれ。京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科卒業、同大学
大学院芸術研究科芸術表現専攻修了。在学中より国内のギャラリーを中心に作品を発表し、
近年では東京を拠点に積極的に作品を発表しています。
抜水の作品には、包丁、銃、骸骨、妖怪などの禍々しいモチーフとともに、エロティックな少
女たちが繰り返し登場します。生首を片手に持つ少女、足が一本の少女、蛇の様な舌を持つ少
女、縄で縛られている少女、爆弾を手にしている少女。大きな乳房と長い睫毛、女性らしい身
体を武器として戦う彼女たちは、抜水の「現実世界で起きている不幸な出来事に対する恐怖心」
から生まれました。彼女たちが遭遇する残酷な出来事は、私たち誰もが遭遇しうる事件であり、
もう一つの現実世界なのだと抜水は言います。一見するとフェティッシュな想像世界の住人の
ような彼女たちは、私たちが住むこの世に起こりうる、あらゆる悪や災い、不幸と戦っている
のです。これらの戦闘的美少女を囲むように度々登場する眼や口は、彼女達を見守り、監視し、
時に忠告する作家や私たち自身を暗示していることも読み取れます。
今回の展覧会では「未確認」と題して、誰も知らないもう一つの世界をテーマに、少女たちが
遭遇する不可思議な出来事、不穏な事件、見たことも聞いたこともない未知の文字や記号を描
きます。新作を中心としたドローイング、ペインティング展となる予定です。
3月15日(土)には、アーティストを囲みオープニング・レセプションを開催いたします。
ご多忙の折とは存じますが、本展を皆様にご高覧頂ければ幸いです。
展覧会概要
展覧会名:抜水摩耶「未確認」
会期:2014年3月14日(金)~4月6日(日)
[オープニング・レセプション 3月15日(土)19:00~23:00]
『未確認ライブULDC』Part 1(河村康輔コラージュ×抜水摩耶ドローイング)、DJ 37A(PANTY)
[クロージング・レセプション 4月5日(土)19:00~22:00]
『未確認ライブULDC』Part 2(河村康輔コラージュ×抜水摩耶ドローイング)、DJ 37A(PANTY)、DJ Araki(CMG/TADZIO)
[関連イベント開催:おかしい屋監修「甘い未確認」ワークショップ 3月29日(土)]
詳細はこちら http://tetoka.jp/archives/774
営業時間:16:00~23:00
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、Facebookをご確認下さい。
会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
Organized by TETOKA
Curated by Yu Murooka